SBCニュースレター2021年1月 池田道雄会長 年頭に寄せて

2021年1月吉日

ソフィア経済人倶楽部(SBC)ニュースレター 第38号

新年、明けましておめでとうございます。皆様におかれましてはこの年末年始、いかがお過ごしでしょうか?昨年中はほぼ一年、新型コロナ一色でした。11月に入ってからの第3波拡大で例年とは大きく異なる年末年始であったのではと拝察します。
ウイルスワクチンの接種もスケジュール化されつつあり、今年こそ、延期されたオリンピック・パラリンピックの開催が切望されます。生活様式も大きく変わりましたが、一方で早急な日常活動の正常化が望まれるところです。SBCはじめ各ソフィア会の活動が再開され、
キャンパスで皆さんとお会いできるよう、また、現役学生諸君がキャンパスにあふれる光景に接することができるよう願ってやみません。SBCニュースレター、2021年1月はソフィア経済人倶楽部、池田道雄会長の年頭挨拶をお届けします。

ソフィア経済人倶楽部(SBC)会員の皆様

会長 池田道雄

明けましておめでとうございます。
皆様、コロナ禍の一日も早い収束を願いつつ、新たな年をお迎えのことと存じます。然しながら、第3波の襲来等依然厳しい状況が
続いており、海外でのワクチン投与開始など明るいニュースも流れ始めておりますが、収束の見通しについては未だ予断を許さない
ものと思われます。こうした厳しい状況はある程度想定されたため、毎年開催しております「賀詞交歓会」については、甚だ残念
ながら、比較的早い段階で本年の開催中止を決定いたしました。

例年、「賀詞交歓会」ではSBCの近況をお話ししておりますが、本年は開催中止となりましたので、ここで簡単にご報告いたしますと、
コロナ禍の影響で昨年3月以降月例の「運営委員会」は開催できず、活動は暫く休止状態となりました。一方、5月には、コロナ禍で厳しい経済状態にある現役学生に対し、ソフィア会から各登録団体に支援要請があり、SBCでも主要役員で協議のうえ、各理事に個別にお諮りして、100万円の支援を実施いたしました。幸い諸先輩のご尽力によりSBCにはある程度の財務的蓄積がありましたので、このような対応をとることができました。改めて、会員の皆様のこれまでのご支援に感謝申し上げます。

また休会としておりました「運営委員会」も7月よりオンライン形式で再開し、組織運営にかかわる諸問題の協議のほか、参加メンバーに輪番で専門分野やご自身の経歴などについてお話しいただいています。これは一昨年から始めた新たな試みですが、SBCメンバー相互の知的啓発やネットワーキング強化に資するものと考えておりますので、より多くの会員の皆様に「運営委員会」にご参加いただければと思います。一方、「ゴルフ会」、「講演会」、「会員交流会」、「ワイナリーツアー」等SBCの恒例のイベントにつきましては、対面の活動ができる状況ではないため、いずれも昨年は開催見送りといたしました。

多くの活動が制約を受ける中で、母校への貢献、現役学生支援の視点で特に活動の重点項目としているグローバル教育センターとの
「連携講座」については、本年度が4年目となりますが、講師陣に一部新たな方もお迎えして、過去の講座運営の経験を生かしながら、一層充実した内容で、秋学期にオンライン形式により開講中で、大学側からも高い評価をいただいています。一部の会員の皆様には、今後講師をお引き受けいただきたくお声掛けすることもあろうかと思いますが、その節はよろしくお願いいたします。

以上ご報告の通り、コロナ禍で厳しい制約はあるものの、SBCとして一定の活動は続けております。今後の見通しにつきましては、
一応本年4月以降は対面での活動を再開できるとの前提で事業計画、予算を組んでおりますが、これも予断を許すものではなく、
事態の進展を見ながら、臨機応変な対応を考えております。引き続きSBCの活動へのご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。

コロナ禍の厳しい状況下、また寒さが本格化する折、どうかご自愛のうえ、お元気でお過ごし下さい